第197回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説で中小企業で働くベトナム人に言及
みなさま、こんばんは。
すでにご存じの方々も多いことかと存じますが、昨日(2018年10月24日)、安倍首相が
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement2/20181024shoshinhyomei.html
第百九十七回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説
という演説を行ったようですが、
半年前に来日されたばかりの、ベトナムのクアン国家主席が先般お亡くなりになられました。心から御冥福をお祈りします。
来日の際訪れた群馬の中小企業では、ベトナム人の青年が、日本人と同じ給料をもらいながら、一緒に働いていた。そのことを、クアン主席は大変うれしそうに、私に語ってくださいました。
「彼にとって、大きな誇りとなっている」
これは、私たちにとっても誇りであります。世界から尊敬される日本、世界中から優秀な人材が集まる日本を創り上げてまいります。
という一節があり、群馬県の中小企業で働くベトナム人青年(そのベトナム人青年がどのような在留資格、ビザで働いているのかは調べていませんが、多少気になるところです)のことが取り上げられたようです。
日本政府が大人数のベトナム人外国人労働者の受け入れを想定しているであろうということは予測、推測していたのですが、安倍首相が所信表明の演説で中小企業で働いているベトナム人のことに触れることは想像していませんでした。興味深いことなのではないかと思います。
安倍首相の所信表明演説で『入国管理法を改正し、就労を目的とした新しい在留資格を設けます』という箇所があるようですが、それは新設されることになっている「特定技能」(仮称)の在留資格、ビザのことを指しているのではないかと思われます。
「特定技能」(仮称)の在留資格、ビザに関しては、長文ですが、
https://nihongowakarazu.hatenablog.com/entry/2018/10/23/200000
日本社会が外国人労働者受け入れを決めるにあたり考えるべき重要ポイントは?
にまとめました。ご関心、ご興味をお持ちの方々は上記のエントリーも合わせてご参照いただければ、幸いです。
当エントリーをお読みいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。